ラーメン富士屋木更津店

外観(06.2.18)

ラーメン(06.2.18)

ラーメン富士屋木更津店

ジャンル
醤油

基本メニュー
ラーメン(450円)

場所
木更津市清見台東2-2-15

電話
0438-98-7173

営業時間
11:00〜20:00

定休日
月・火

アクセス
JR久留里線「祇園」駅下車。清見台方面へ直進。千葉信用金庫手前を左折。道沿い左側マツモトキヨシ手前を左折しすぐ左。

 本店は市原市姉崎にある人気ラーメン店だが、本店を越える程の人気と認知度を持った店がこの木更津店である。場所は木更津市清見台といった住宅街の一角。周辺にはスーパーやドラッグストア、銀行なども建ち並んでいて立地としては悪くないが、少しだけ奥まっているので初めて来た人は探し辛い店かも知れない。しかしこの店のお客さんのほとんどはリピーター、地元の常連客なので目立たなくても何の問題もないのだ。

 下手をすれば700円や800円するラーメンが普通になっている昨今、450円という価格で提供しているこの店には頭が下がる思いがする。無論高いラーメンには高いなりの理由があるわけだが、中には世のラーメンブームに乗って便乗して値付けをしている店も少なくない。そんななんちゃって700円のラーメンを食べるよりも、遙かにしっかり内容を持った450円のラーメンを食べたいと思う。

 店は一昔前の食堂的というか、中途半端な空虚感が漂う雰囲気である。床はコンクリートの打ちっ放しでちょっと冷え冷えする。厨房手前にカウンターが5席程あるが、ほとんどはテーブル、座敷席である。テーブルは4名用が4卓、座敷は4名用が3卓といったレイアウト。8割がたの着席率で、客足は絶えることなく続いてくる。満席になることはないが、ノーゲストになることもない。常に8割キープ。それはそれで凄い。厨房ではおばちゃんが数名忙しそうに働いている。メニューは「ラーメン」(450円)に「シナチクラーメン」(450円)「チャーシューメン」(600円)など。「ラーメン」と「シナチクラーメン」が同じ値段なのが面白い。

 いわゆる竹岡式とくくられる一杯であるが、小鍋で麺を茹でてその湯を丼に注ぐという部分はそうだが、その麺は乾麺ではなく生麺である。内房では色々なラーメン店で見ることが出来る文明軒の麺を使用している。モチモチした食感の麺で非常に美味しい。スープは竹岡式なので醤油が立った味だが、どちらかといえば塩辛い辛目の味わいになっている。熱々のスープが冷え冷えとした空間にいる身体に癒しを与えてくれる。チャーシューはほろほろとしていて脂部分がしつこくない甘さがあって美味。またあまり味付けがされてなく軽く炊いてあるシナチクがとても美味しい。これはシナチクラーメンというメニューを頼みたくなるわけだ。

 創業当時からあるであろうテーブルと椅子に腰掛けて食べる歴史あるラーメン。木更津の人たちのソウルフードとも呼べる一杯は、麺もチャーシューもシナチクもレベルの高い一級品である。これで450円は素直に安いと認めざるを得ない、千葉県民必食の一杯である。(Ricky)

2006.2.18