らーめんえんたん

外観(05.1.23)

正油らーめん(05.1.23)

正油らーめん(06.1.20)

味噌バターらーめん(06.1.25)

黒潮(06.11.10)

CW限定 春花(06.3.29)

基本メニュー 正油らーめん(600円)
所在地 千葉市稲毛区稲毛東3-16-11
電話 043-242-3001
営業時間 11:30〜15:30,17:30〜24:00
11:30〜24:00(土)
11:30〜22:00(日)
定休日
アクセス JR総武線「稲毛」駅西口下車。交番右斜め入り直進。道沿い右側。

 修業先のなりたけ同様に「醤油」「味噌」の2枚看板で売ってきたこのお店だが、待望の塩ラーメンがついに登場となった。店主小野村さんがおっしゃるには、醤油や味噌とは全く違った方向性の塩ラーメンにしたかったと。背脂をあえて振らずにラーメンを作ろうと思ったのだそうだ。そこでイカスミを使用することにしたのだとか。イカスミを使ったあっさり味の塩ラーメン、それが新メニューの「黒潮」(850円)である。

 味噌ラーメンを作る手法と同様に、中華鍋を使用してスープを焼いていく。まずロールイカやアサリのむき身などを炒めてそこにアサリ汁とスープ、若干の背脂を加え、仕上げにイカスミを入れる。そして完成したラーメンは面白いくらいに真っ黒である。最初真っ白の白髪ネギだが、少し食べているうちにすぐ灰色になる。イカ、アサリ、モヤシ、皆灰色になっている。麺ももちろん灰色に染まっている。なかなか食べていて衝撃的な色合いの食べものであるが、その味わいはパスタとは全く異なり、海鮮系塩ラーメンといった感じで、どことなく中華的でもある。ベースとなるスープも麺も他のラーメンと変わらないそうで、背脂を使わずイカスミを入れるだけでこれほどまでに表情が変わるとは驚き。

 思いの外塩分が強めに設定されているのは、普通の塩分だと他のラーメンに慣れている常連さんが物足りなく感じるからだそう。確かに醤油も味噌もこってりとして重いラーメンだけに、この塩ラーメンは軽く感じてしまうかも。しかし個人的にはもう少し塩分は控えめでもいいように思った。とはいえ、塩ラーメン好きの人は一度食べて損はない。ただしイカスミの跳ねにだけは要注意。(Ricky)

2006.11.10

 毎年恒例の千葉ウォーカー限定ラーメン。えんたんは初めての参加店ということになる。今回のテーマは「味噌桜」だったが、「春花」とネーミングされた一杯は、初めての参加とは思えないレベルの高い作品になった。

 店主の小野村氏がイメージしたのは花、春から優しい「自然の甘さ」を持ったラーメン。ベースとなる味噌は通常の味噌とは違う「西京さくら味噌」という味噌を使用。この味噌は京都の西京味噌と愛知の豆味噌を合わせたブランド味噌で、麹味噌の上品な甘さが楽しめる味噌なのだが、この甘さを出し過ぎるとラーメンとして成立しない難しさも併せ持っている。そこをうまく引き締めているのが具材たち。梅肉と和えたモヤシと同じく梅肉に漬けた薄切り大根は、ピンク色の色味のみならず程良い酸味を加えている。その桜色の他に錦糸卵の黄色、スナックエンドウの緑色といった色味も加えて、華やかな春らしさを表現している。これらの具材は、その見た目のみならず味のバランスまでも考慮されていて、ベストといってもいい選択だったと思う。また麺も今回は珍來に特注で作らせた平打ち麺で、いつもとは違った食感が楽しめる。(Ricky)

2006.3.29

 先日、知人の蓮閉店にて関連店を探しているとの会話で、ご近所に在りながら未食であった「えんたん」を思い出し初訪問しました。場所は稲毛駅を海側に出てロータリーを右方向です。

 店内は4人掛テーブル席が2つとカウンター8席で、テレビ・マンガ本が置いてあります。営業は月曜日定休で、17時〜深夜1時です。昼営業が無くなっているのでご注意ください。ラーメンと店前の看板は「なりたけ」を彷彿させます。「正油ラーメン」(600円)を注文しました。

 店主と店員の2名体制で、店主がラーメン完成間際に「○番さん」と店員に声を掛けると店員が近くで待機しラーメンを早々にセットしてくれるのは微笑ましく(混雑時はできないと思いますが)有難いサービスです。スープには背脂(量は選択可)が浮いており風味と甘みが感じられます。私のように「なりたけ」にエグサを感じる方には程よいスープだと思います。麺は珍来製で、個人的にはスープとの相性を考慮すると太麺を希望するのですが、普通の太さで柔らかかったのが残念です。具はチャーシュ・メンマ・ネギ共に悪くはありませんが、特筆点もありません。

 ご近所で深夜に行ける店が増えました。また、お酒とつまみもいくつか用意されています。ちなみに、金曜日23時頃でお客さんは7〜8人でした。(なが)

2006.1.20

 昨年9月に出来た新店であるが、なかなか足を運べないまま年を越してしまった。店名の「えんたん」とは赤系の色の一つ「鉛丹」のこと。とは言え、看板やTシャツなどに使われているいわゆる「なりたけカラー」は「えんたん」よりも明るいんだけど(^^;

 店主の小野村氏は津田沼と千葉の「なりたけ」で何年も店長をやっていた人。長年の夢がかなっての独立ということらしい。しかしメニュー表や丼など、どこかで見たことのあるモノが使われている。開業にあたって以前院内で人気だった「蓮」のご主人に相談されたのだそうで(同じなりたけ出身)、その時に色々と譲り受けたのだという。

 小野村氏はなりたけ時代から「自分はもっとさっぱりしたのが好き」と言っていた人である。その小野村氏が作る背脂チャッチャラーメンは、なりたけよりもマイルドに上品に仕上がっていた。とはいえ香月系ほどすっきりしていないというか。麺も独特の食感で(珍來は珍來だと思うが)なかなか面白い。ただ塩分的にも抑えめになっていて、個人的にはもうちょっと塩っぱくてもいいのかなと思った。全てにおいてなりたけライト版といったラーメンであった。ちなみにラーメンは「正油ラーメン」(600円)と「味噌ラーメン」(650円)の2種類で、味噌の方もなりたけ時代と較べ大分味を変えているとのことだった。

 地元の方にはすでに認知されているようで、メニューにない酒のつまみなども常連さんに言われてその場で作ったりしているそう。引き出しの多い小野村さんだから出来ること。今後はその技で違ったラーメンなどにも挑戦して欲しいなと思ったりしている。(Ricky)

2005.1.23