中華そば麦家

外観(06.9.16)

麦家そば(06.9.16)

つけ麺(06.9.16)

麦家そば魚介増し(06.10.4)

つけ麺魚介増し(06.10.4)

辛つけ麺(07.9.7)

限定 鶏白湯そば(07.9.7)

麦豚飯(06.9.16)

自家製杏仁豆腐(06.10.4)

基本メニュー 麦家そば(650円)
所在地 成田市飯田町2-9
電話 0476-24-1117
営業時間 11:30〜15:00,17:30〜22:00
定休日 なし
HP http://www15.ocn.ne.jp/~bakuya/
アクセス JR総武線「成田」駅西口下車。目抜き通りを直進、成田警察署交差点を左折、中央通りとの交差点(和食さと)を左折、成田赤十字病院先、道沿い左側。駐車場あり。

 レギュラーメニューの品質も安定してきて、ようやく限定メニューの販売が始められている。9月から登場している新たな限定メニューは「鶏白湯そば」(750円)。シンプルなネーミングからはその自信の程がうかがえる。店内に張られた能書きを読んでみると「ミネラルたっぷりのゲランド塩・藻塩を使い、鶏の旨みを凝縮させたコラーゲンたっぷりの一杯」とある。

 ラーメンのビジュアルは非常に綺麗で麦家の通常メニュー同様に上品なイメージを保っている。スープは真っ白い鶏白湯で、鶏ガラには鳥取のブランド地鶏「大山地鶏」のガラを使用している。他にモミジや豚骨などを追加して濃度を上げている。その味わいは見た目よりも粘度は低く、気持ちさらっとした口当たりなのだが、あとから深い旨味が感じられるもので、油分も十分にたくわえているので濃厚かつ旨味たっぷりになっている。しっかりラーメンのスープ的な濃度と粘度を持っている、これはなかなかのスープだと思う。その上にマー油が浮いているのだが、あまりニンニクのしつこさは感じさせず、黒いその色が白いスープに対する彩りとしての役目を担っている。麺は大成食品の低加水細ストレート麺で、イメージとしては博多麺がちょっと太くなったようなイメージ。もちろん固めで上げてくる。歯切れの良い食感が心地よく、スープともよく絡んでいる。具は鶏モモ肉を使ったロールチャーシュー、刻み穂先メンマ、青ネギ、白髪ネギ、スプラウト。スプラウトはレッドキャベツのものを使っているそう。その赤味のある色合いが白髪ネギや白いスープとよく合っている。

 突っ込みところのないバランスのよいラーメンは、レギュラーメニューとしても遜色ない出来映え。こういうラーメンをメインに据えている店があってもいいと思わせる完成度。それでいて価格が750円というのも立派だと思う。昼夜各15食(1日30食)限定で10月いっぱいは販売する予定だそう。(Ricky)

2007.9.7

 前回は定番のノーマルな味わいのスープを試したので、再訪となる今回は成田になって出来た「濃厚魚介増し」のスープで「麦家そば」「つけ麺」をお願いしてみることにした。

 前回食べた定番スープは動物系がしっかりと出ていてあくまでも魚系は脇役というか控えめな存在感でしかなかったが、この魚介増しスープは節系の存在感がどしーんと出ている味わいになっている。このメニューのために特注で作られたという宗田鰹の魚粉がたっぷりと浮いているのだが、この魚粉の粒子が細かくていやなざらつきを感じさせないようにしてあるのだという。とはいいつつももちろん魚粉は口に当たるのだが、この多少のざらつき感も食べていて楽しいと思うので個人的には問題無し。麺に魚粉が絡んでくるのもまた楽しい。

 もちろん定番スープの方が万人向けで、濃厚魚介の方はどちらかといえばちょっとマニアックに作ってみた、というところだろうが、どちらのバランスも非常に食べやすくクセがない。複数のメンバーで行かれる時にはぜひ別々のモノを頼んで食べ較べることをお薦めする。個人的には濃厚魚介の方がラーメンもつけ麺も気に入っている。(Ricky)

2006.10.4

 2003年、八街の日本家屋のリビングを使ってオープンした、大成食品麺彩房系の「中華そば麦家」は、かなり実験的な店舗だったかと思う。広々とした空間で庭を眺めながらコースで食べるラーメン。単品メニューでも850円という強気の価格設定だった。およそ3年間の八街での営業を終えて、今月9日成田に通常店としてリニューアル移転した。場所は国道51号から中央通りに入り、成田赤十字病院手前右側。らーめんはじめと同じ側である。そこにいくつか店舗が並んでいる一角があり、その左端を綺麗に改装してオープンしている。外装はちょっとレトロな感覚の和テイストな外観に仕上がっている。壁面に掲げられた看板は八街時代に掲げられていたものそのままだろう。確か京都かどこかのお坊さんに書いて貰ったとか。

 店はL字カウンターが12席程に、4名用テーブル2卓、2名用テーブルが1卓。入ってすぐのところに食券機が置かれている。メニューは「麦家そば」(650円)「つけ麺」(750円)が基本メニューになっていて、それぞれ250円増しで「麦豚そば」(900円)「麦豚つけ麺」(1000円)、350円増しで「特製そば」(1000円)「特製つけ麺」(1100円)となる。まず食券機での購入時には麺の量を選ぶことになる。ラーメン類の場合は普通盛150gと大盛230gから、つけ麺類は普通盛200g、中盛300g、大盛400gから選ぶ。ちなみにどの量を選んでも料金は変わらない。「麦家そば」「つけ麺」を普通盛で注文する。すると食券を渡す時に店員さんから「麦家定番スープ」と「濃厚魚介のスープ」のどちらにするかを尋ねられる。これは八街ではなかった試みである。しかし取り敢えず最初なので基本の味を、ということでどちらも「定番」でお願いした。

 「麦家そば」はしっかりと濃度を持った豚骨魚介スープに、もちもちの多加水麺がピッタリマッチした一杯。スープの濃度はかなり高く、少し放置するだけで油膜が張るほど。豚骨の旨味と鶏の甘味が感じられるスープは動物系の旨味のみならず、節系の味わいもしっかりとたくわえており、今やラーメン界の定番とも言える和風豚骨魚介の味わいにまとまっている。麺もしっかりした食感の中太麺でスープとの絡みも悪くない。具はチャーシュー、メンマ、万能ネギ、白ネギ、海苔、半熟玉子半分。メンマは穂先メンマを使用していて柔らかい食感が美味だった。

 「つけ麺」はまずつけダレの器が大きくて嬉しくなる。つけダレの器、量は小さいよりも大きい方が冷めにくいだろうし、なによりもぜいたくな気分になれる(笑)たっぷりと入ったつけダレに水でしっかりと締めた太麺をくぐらせる。シコシコしつつも柔らかみのある食感を持った麺は美味。つけダレは酸味が抑え気味になっていて、その分甘味と若干の辛味が入っている。このバランスも悪くない。

 厨房設備など新しくなっての味調整は大変だろうが、どちらのメニューも安定した出来映え。次回は新作の「濃厚魚介のスープ」を試してみることにしよう。(Ricky)

2006.9.16