麺屋あらき

外観(01.12.14)

味玉らー麺(01.12.14)

味玉らー麺(02.3.1)

基本メニュー らー麺(650円)
所在地 習志野市実籾1-2-15
電話 047-471-8510
営業時間 11:30〜16:00,18:00〜21:00
定休日
アクセス 京成線「実籾」駅下車。ロータリー左手、マクドナルド向かい。店舗向かいにコインPあり。

 久々にこの店へ。「味玉ら〜麺」(こってり)を注文してみた。この日のバランスは動物系のダシが全面に出ていて、煮干しの風味は抑えられていた。それよりも気になったのはタレ(かえし)の甘さ。こんなに甘かったかなぁ。。。関東風のうどん系の味わいがしてしまう。開店して3ヶ月、試行錯誤は続いているようである。

 しかし最近は土日に結構お客さんが来るようになったそうで、それは何より何より。本日より営業時間と定休日が確定になっているのでご注意下さい。(Ricky)

2002.3.1

 早速行ってみました。場所は京成実籾駅ロータリー内、マクドナルドとパチンコ屋の間です。店内は落ちついた色合いのカジュアルな和風の作り。客席はカウンターのみで、ほぼホールと同じ広さの厨房にゆとりを持って寸胴が並んでいます。12月4日にオープンしたばかりで、スタッフはご夫婦と息子さんの3人で切り盛りしています。実は元々、ご夫婦で別の土地で中華料理店を営んでいたそうなんですが、テナントの立退き問題もあったためそれまで別の店で修行していた息子さんも加わって、この場所にらーめん専門店としてリニューアルしたそうです。

 メニューは、らー麺650円、味玉らー麺750円、チャーシュー麺900円、味玉チャーシュー麺950円、他には餃子とビールです。私は味玉らー麺をオーダー。

 スープはクセの無い澄んだトリガラベースに煮干の出汁を煮出したもの。いわゆる「煮干系」のガツンとくるタイプでなく、煮干が裏方に廻った控えめな香り。いわゆる「東京ラーメン」に和風の香りを加えた感じ。和風ラーメンのアッサリさとも、ちと違う。コクは充分。煮干の嫌いな人でもなんの抵抗も無いでしょう。タレは醤油一本のみ。ちなみにオーダー時に「あっさり」か「こってり」を選べるが、こってりは少し油を多め、タレを濃いめにするそうだ。

 具はメンマ、海苔、刻み白ネギ、それに醤油で香ばしく煮込んだバラ肉チャーシューが厚切り2枚。これは軟らかくてなかなかイケます。味玉は、黄身までほぼ火の通ったタイプ。あと香り付けの柚子も。

 特筆するのは店名にもうたった「麺」でしょう。少し縮れた中細麺は、モチモチした弾力がありコシも強いので、他店では必ず「固め」を頼む私でも非常に満足できました。麺の味も充分にありますが、へんなクセは無いので繊細なスープとのバランスは良好です。

 若い息子さんにお話を伺ったところ、特に煮干の苦味や臭みが出ないように煮出しには細心の注意を払っているそうです。また麺は、自家製ではないものの、色々細かく指定した特注麺で、時間がたっても伸びない工夫もしているそうです。ちなみに、この麺を活かして「つけ麺」も考えてはいるそうなのですが、水で締めると固くなりすぎてしまうため今後も研究を重ねて行きたいそうです。

 現在の多種多様なラーメンバリエーションにおいてはインパクトこそないが「基本中の基本」と言える一杯。決して奇をてらわず、当たり前のことを非常に丁寧に作った一品。いろんなラーメン食べすぎて、わけわからなくなってしまった人には、まさに「リセットボタン」となりうる一杯でしょう。(とみ)

2001.12.15

 煽るわけではないのだが、かなり面白くなりそうな店の出現である。場所は京成実籾駅前。白い暖簾が清々しい「麺屋あらき」である。今春大学を卒業したばかりの23歳の青年が、中華料理屋をやっていた両親と共に12月4日に立ち上げた新店である。青年は「新宿の某有名店」でこの秋まで修業をしていたが、一念発起してこの地に店を出した。本人もその修業先の店主も、修業先の名を明かすことは構わないとおっしゃっているのだが、ここは敢えて伏せてみる(笑)。

 基本的にはらー麺一本、他には餃子があるが、メニューのバリエーションとしてはシンプル。この場所でラーメンのみで、しかも650円とはなかなか強気である。「味玉らー麺」(750円)は、チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、そして味玉。味玉は黄身が溶け出さない程度の半熟で、味付けも濃く美味。バラ肉チャーシューは味がしっかり染みていて、肉の臭みもなく◎。スープは動物系と魚系の融合型、クリアタイプのすっきりしたスープ。表面には柚子の小片が浮く。動物系は豚骨、鶏ガラを8時間程煮込み、煮干しや鰹節などの魚系を加えている。本来はサンマ干しを使いたいそうなのだが、今はまだいい物が入手出来ないでいるとのこと。また注文時に「あっさり」「こってり」と選べる。これはタレもさることながら、表面に浮かべる蝦油の量で差をつけている。麺は江戸川区の製麺所に特注で出している麺、しっかりとした麺で食べ応えがある。また「味玉チャーシュー麺」(950円)には厚切りのチャーシューがたくさん入り大満足。ここ数日この店に通っているのだが、開店間もないということもあり多少のブレがあるのは否めない。あと、個人的には「こってり」の方がバランス良く感じた。しかしこの味は千葉では他に見たことがない。魚系だが魚さかなしていない、バランスのいいラーメンである。

 …もうお気づきだろうが、この店は修業先のラーメンを模したラーメンなのである。若き店主はそのタレの甘さを押さえ、醤油を強めに出し、麺も変えた。しかしながらまだまだオリジナリティは出せていない、あくまでも「まんま」なのである。今後、この青年がどのように修業先の味を変化させ、あるいは越えていくのか?それとも「まんま」のままなのか?今後目が離せない要注目店、実籾に誕生である。

 それにしても服装は変えた方がいいんじゃないかなぁ。店に入った瞬間、修業先の店に行ってしまったのかと思った(笑)。(Ricky)

2001.12.14