中華料理五十番北習juju店【閉店】


中華料理五十番北習juju店【閉店】

ジャンル
中華

基本メニュー
らーめん(480円)

場所
船橋市習志野台2-6-11

電話
047-468-5105

営業時間
11:30〜22:00

定休日

アクセス
新京成線「北習志野」駅東口下車。けやき通り左側の商店街jujuきたならを直進。西友手前を左折、左側。


 伝言板の投稿で、実食レポートを要請された店である。どうやら地元では「北習大勝軒」よりも人気とか。北習志野には2軒あるのだが、投稿にあるように支店を訪れてみた。

 外観は明らかに中華料理屋。店の外に出された看板には「麻婆豆腐定食」の文字が踊る。しかし暖簾には「手打ちらーめん」の文字が。早速中に入ってみる。カウンターのみの店内と思いきや、奥には小上がり席(座敷)とテーブル席もあり、40席以上のキャパシティ。メニューはオリジナルラーメンを始め、スタンダードなラーメン類、そしてジャンボ餃子などのサイドメニュー。さらにはいわゆる一品料理もある。ラーメンに気合いを入れている中華料理店というメニューである。あまりにもメニューが多いので、今回は店のアンケートによる人気ランキングの1位と2位のメニューを注文する。「肉うま煮ら〜めん」「にんにくら〜めん」の2品である。ちなみに今回はジャンボ餃子2個と小チャーハンが付くセットで注文してみた。

 店主はいわゆる中華料理屋のままでは生き残れないと決心し、日夜創作ラーメンの開発に明け暮れているとか。その姿勢は地元タウン誌などに何回も取り上げられているほど。たしかに「おろちょんら〜めん」「もんじゃら〜めん」など聞いたことのないメニューが並ぶ。店内は8割強の着席率。学生風の客だけではなく、老夫婦や若いカップルなど、その客層は幅広い。地元民によって支えられている雰囲気が漂う。また厨房・フロアともに「いらっしゃいませ!」の声が気持ちよい。

 麺は防腐剤を一切使用せず、純良鹹水でしっかりと作られた手打ち麺。中太で多少幅広気味の麺はしこしことした食感。茹でる際に麺のほぐしが甘いため、多少麺がくっつき気味になり、茹で加減もまばらなのが減点。また量が多いので早く食さないと後半戦はかなりしんどい食感となるので要注意。「肉うま煮ら〜めん」は醤油ベースのスープ。海老などの海産物系のダシがほんのり香る。また「にんにくら〜めん」はピリ辛風味の八丁味噌を使用したもので、あとを引くクセがある旨さ。どちらのスープもヨード、ビタミン、カルシウムなどを配合した、いわゆる「清湯スープ」。具は「肉うま煮」の方は豚バラ肉と玉葱、ピーマンをあんかけにしたものが乗る。このあんかけの味付けとスープの味付けがぶつかり合ってしまい、うま煮の旨さが半減している。一方の「にんにく」の方はモモ肉チャーシューに刻んだネギ、そしてニンニクがごろごろと入っている。味が濃くピリッと辛い味噌スープにネギがピッタリ合っている。またチャーシューの量も多く、味付けも申し分なし。ただニンニクは無臭ニンニクを使用していて、臭いが気になる人には嬉しいだろうが、個人的には出来れば普通のニンニクの方がインパクトがあって良かった。単純に今回の2品で言えば、「肉うま煮」より「にんにく」の方が遙かに完成度が高いと感じた。

 またジャンボ餃子は通常の餃子の3倍はあろうかという大きさの餃子で、食べ応えは十分。チャーハンも美味であった。浄水器によって作られた水を使用し、炒め物の油も植物性油を使用するなど、健康にこだわりも感じさせる。中華料理屋とあなどるなかれ、創意工夫の結晶とも言うべきメニューを一度は試したらどうだろうか。ちなみに同時刻に本店の方では10名ほどの行列が出来ていたこともご報告しておこう。(Ricky)

2000.5.4