鰻:割烹安田(本千葉)

千葉市中央区市場町9-14
043-211-0017
11:30〜15:00,17:00〜20:30(LO)
日曜祝日定休

 小さい時から鰻好きの私としては、千葉に越してきてまず探したのが鰻屋さん。大学生の時にここを知って以来、近くで気軽に鰻を食べられる場所としてここをよく使います。創業は明治4年というので、もう140年程になる老舗割烹店です。県庁から歩いて程近く、千葉の中心街にありながらも和風庭園に点在する離れ座敷と、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。鰻を中心にした会席料理は5000円からありますが、もちろん鰻重などの単品も揃っています。また割烹のような雰囲気では敷居が高く感じてしまう人には、大通りに面した入口から入る、食堂的に使えるフロアも用意されています。私は普段使いでブラッと入る時はたいていそちらを利用します。どちらでも出てくる鰻は一緒です。

 鰻は富士吉田や宮崎産、鹿児島産の国産鰻を使用しており、紀州備長炭でていねいに焼き上げています。オーダーを通してから出てくるまでが30分弱でしたので、下処理や下焼きなどは済ませてあるのでしょう。しかし中までふっくらと蒸し焼き上げられた蒲焼は満足出来る部類に入ると思います。白焼きは少し脂が強めに乗っているため、しつこさを覚える人がいるかも知れませんが、鰻の素性がよく分かるので一度は試してみてもいいかも知れません。

 古いことや歴史があることが全てだとはいいませんが、千葉の中心地でこれだけの間支持されているお店です。食文化と言えるものが少ない千葉市において、いつまでもこの味が楽しめるといいなと思わせるお店です。(2004.10.16)