ラーメン&どんぶりだんらん(閉店)

外観(09.2.5)

だんらんめんスペシャル(09.2.5)
塩ラーメン(09.2.5)

ピリ辛ネギ味噌ラーメン(09.2.5)
ラーメン屋さんのちらし寿司(09.2.5)

マグロ丼ハーフ(09.2.5)
Hot Springラーメン(09.3.12)

基本メニュー だんらんめん(650円)
所在地 千葉市稲毛区長沼町330-50
ワンズモール2F  
営業時間 11:00〜22:00
定休日 不定休(ワンズモールに準ずる)
アクセス 京葉道路「穴川IC」下車。国道16号を柏・八千代方面へ。国道沿い左側。駐車場あり。
JR総武線「稲毛駅」より草野車庫行、こてはし団地行、「ワンズモール」バス停下車。



 ワンズモールラーメン劇場恒例の春限定ラーメン。6軒一斉に限定ラーメンを22日まで提供しているが、だんらんのメニューは「Hot Springラーメン」(880円)という一杯。店主の山西氏は大の温泉好きで、なんと温泉ソムリエという資格も持っているのだそう。また大滝店長は磯部温泉が田舎、ということもあって、今回のラーメンは「温泉」がテーマになっているのだという。

 何が温泉なのかというとズバリ麺。「温泉麺」と名付けられた麺は、なんと温泉が麺に練り込まれているのだという。藤代製麺に特注した温泉麺には、磯部温泉の鉱泉が鹹水の代わりに使われている。磯部温泉と言えば鉱泉煎餅で有名だが、その鉱泉煎餅に使われている食用の鉱泉を使っているのだそうだ。その食感は実に滑らかでしなやか、シコシコとした食感もある。温泉臭い?わけではないのだがなかなか面白く、そして美味しい麺だ。山西氏曰く磯部温泉の泉質だからこの食感になるとのことだった。

 スープはスッキリとした味わいの醤油味。ハイレベルな万人受けの味わいはこの店の真骨頂。そこに春らしく菜の花の白和えが添えてあるのだが、これがなかなかのヒット。最初はスッキリとしたスープが白和えを溶かしていくことで優しく味わいが変化していくのである。この技ありのスープに先ほどの麺がよく合っている。そして温泉繋がりということで温泉玉子も乗っている。昨今の黄身がどろんと溶け出すようなインチキ温泉玉子ではなく、黄身が固まっている正しい温泉玉子なのはさすが温泉ソムリエ。

 いわゆる限定ラーメン的な華やかさはないが、スペシャル感はありありの一杯。今月22日までなのでお早めに。(Ricky)

2009.3.12


 「ボヨヨンラーメンウマインジャー」の撤退を受けて、魂麺がプロデュースする店がこの日オープンした。新店「ラーメン&どんぶりだんらん」は、その名の通り「家族団欒、ファミリー向けのお店」という非常に明快なコンセプト。強烈なインパクトや個性があるラーメンではなく、いい意味で万人に受け入れられる美味しいラーメンを作ろうというのが店主山西氏の狙い。それはラーメンだけではなく丼ものもかなり充実させているメニュー構成にも現れている。確かにラーメン劇場の中にあるお店はどこも個性が強く、家族連れには向いていないようにも見えなくもない。そういう意味ではこのファミリー向けというコンセプトは正しく、非常にいいところを狙っていると思う。

 メニューは醤油、塩、味噌とすべて揃っていて、まさにファミリー向けのラインナップ。基本となるのは醤油味の「だんらんめん」(650円)で、他には「塩ラーメン」(650円)「味噌ラーメン」(680円)。他にはファミリー向けらしく「おこさまラーメン」(400円)や、この日はなかったようだがいずれはつけ麺もあるよう。またもう一つの看板メニューである丼ものは、「ラーメン屋さんのちらし寿司」(700円)「カレー丼」「スタミナ丼」「チャーシュー丼」「マグロユッケ丼」「マグロ丼」(各680円)などがあり、どれもハーフサイズを350円で楽しむことが出来る。さらに「醤油」「塩」「お子様」の3つのラーメンに「餃子」「丼」がついて2,800円という「家族だんらんセット」というものも用意されている。

 基本の醤油味からまずいただくことに。看板メニューである「だんらんめんスペシャル」(950円)は、の甘みがすっきりと出たスープに鶏油の香りが豊かな醤油ラーメンで、透明感がありながらコクを持つ優しくもあり力強くもあるスープの味わいに、どことなく山西氏のルーツでもある「13湯麺」のラーメンを感じる。そこに千葉県産のアサリや魚介の味わいが優しく佇んで旨味を補完する。麺は「麺屋青山」製の細ストレート麺で、スープの引き上げも悪くない。具はいわゆる全部乗せで、チャーシュー、味玉、白髪ネギなどがたっぷり。薬味として刻み玉葱を使っているのが実に効果的だ。

 また他のラーメンもなかなかのレベル。「塩ラーメン」(650円)は、すっきり透明なスープの上に黄色い鶏油が浮き椎茸や帆立の旨味が光っていて、飲み進める程に味わい深い一杯。また本店同様に市川の「丸京味噌」を使用した「ピリ辛ネギ味噌ラーメン」(930円)は、濃厚な味噌ラーメンが多い昨今の流れとは異なって、濃度ではなく旨味で持って行くバランスのスープが美味しい。

 ラーメンはもちろん美味しいのだが、特筆すべきは丼もののレベルの高さであろう。「ラーメン屋さんのちらし寿司」(700円)は、チャーシューやなるとなどラーメンの具材を使った山西氏らしいアイディア商品だが、正直この日は酢飯のバランスが今ひとつではあったが、そもそも使用している酢がとてもいい酢なのだろう、非常に酢飯の香りが良かった。また天然ミナミマグロを使用したという「マグロ丼ハーフ」(350円)は、肉厚でしっかりとした身のマグロがちゃんとヅケになっている。醤油ラーメンにマグロの漬け丼という組み合わせは実に新鮮で、これはクセになりそうだ。

 これはもうその名の通り、家族向けにぜひおすすめしたいお店であることは間違いないが、ラーメン好きの人にもぜひ食べて頂きたいお店でもある。丼も忘れずに注文して欲しい。(Ricky)

2009.2.5