再始動?編その2:Victory改めモリカツの原点


2004.9.22 13湯麺でマスター松井さんと

 拉麺少年隊の再興を目論むVictory改めモリカツは、前回とラーの穴の中から有能な新人を2人連れて、ラーメン食べ歩きの実地研修のため「行徳がんこ」を訪れた。更なるレベルアップと意識改革のため、Victory改めモリカツは2人をとあるラーメン店へと連れていくことにした。「Victory改めモリカツ先輩!今日行くお店はどんな店なんですか?」期待に胸を膨らませて尋ねる2人。「前回は11だったな。今回は13だ」意味不明のVictory改めモリカツの言葉に動揺する2人。

 Victory改めモリカツは移動中の車の中で流れる外の景色を見つめながらつぶやいた。「今から4年前、俺がこの道に入り戻れなくなってしまった店なんだよ…」「それはどういうことですか?」と尋ねるウザ。「お前、拉麺少年隊が行く!第5話を読んでいないのか?」「す、すいません」「これから行く店はな、俺のラーメンに対する考え方を変えてしまった店なんだよ。この店のラーメンに出会ってから、俺の人生は変わった。それくらい衝撃的なラーメンだったんだ」

 3人がたどり着いた店、それは松戸市五香にある13湯麺だった。「これがあの13湯麺…」「麺とスープだけという店はここですか?」と尋ねる2人。「拉麺少年隊再登場!」と叫び店内へと入っていくVictory改めモリカツ。「へいへ〜い♪元気だったぁ?」と応えるマスター松井氏。その顔を見て千葉ラーメン研究所最後の男、まさみつが声を上げた。「松井さんって、もしかしたら千葉拉麺四天王の松井さんですか?僕は四天王のイベントに行ったことがあるんですよ!?この写真を見てください!これは幕張メッセの時の写真です!」「を〜♪そんな気がしたんだよ〜☆久しぶりだねぇ♪」

 しかしまさみつはVictory改めモリカツに囁いた。「松井さんってもっと痩せてませんでしたっけ?そのイベント時の写真はこれなんですけど…」それを聞いたVictory改めモリカツは「バカ!それを言うな!俺が初めて会った時はこんなだったんだぞ!」

「何をごちゃごちゃ言ってんの〜?で、何から食べるんだい?」と小刻みにリズムを取りながら厨房で踊るマスター松井氏。「あ、とりあえず青菜炒めと角煮、チャーシューをお願いします!」とVictory改めモリカツ。「お酒のメニューが豊富なんですね。バーみたいだなぁ」とウザ。「お前二十歳になったんだよな?よし、お前はこれを飲め!」とVictory改めモリカツはウザのために「カイピリーニャ」をオーダー。Victory改めモリカツとまさみつはウィルキンソンを注文。

 出てきた料理を肴にカイピリーニャを一口入れ「これ、結構きついッスね!」三温糖を入れながらライムを潰してブラジルの酒に酔うウザ。「このチャーシュー、マジうまい!」「角煮もたまんね〜」Victory改めモリカツは「ここの青菜炒めが俺は大好きなんだよ」と青菜をつまむ。「へいへ〜い♪湯麺が出来たよ〜ん☆」松井氏がテーブルまで湯麺を持ってきた。

 「ホントに具がないんですね」「なんで具がないんですか?」と尋ねる2人。松井氏は「食品会社にいた時にスープの研究をしていたんだけど、スープの味を見る時に具が邪魔だったんだよねぇ」と説明。そしてスープを啜る2人「う、うまい…」言葉にならない2人にVictory改めモリカツは「だべ?だべ?」と満足げ。

 しばらくしてVictory改めモリカツが「松井さん、俺まだぶっかけって食べたことないんですけどお願い出来ますか?」と追加オーダー。「僕は光麺がいいッス。まさみつだけに」「僕は塩湯麺がいいなぁ」すると松井氏は「和ダシがもうなくてさぁ、ぶっかけと塩湯麺は作れないんだよぉ」ショックを隠せないVictory改めモリカツとウザ。それを見た松井氏は「まぁやる気さえ出せば作れないこともないんだけどねぇ」(爆)と和ダシを3人のために新たに取ってオーダーに応えてくれた。

「最高でした!」「旨かったッス!」大満足の2人を見てほくそ笑むVictory改めモリカツ。もうこの道を戻ることは出来ないんだ。俺みたいに…。

再始動?編その3へ続く